just beside you Ⅱ

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18

No.141 : 協奏曲


 昨日、福島市音楽堂で開催された「スヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団演奏会」に行ってきました。
 1936年創立の楽団ですが、エフゲニー・スヴェトラーノフが音楽監督に就任してから著しく成長し、「スヴェトラーノフ交響楽団」とも呼ばれるようになったそうです。この楽団の指揮者ポストを外国人で初めて務めたのが、昨日の指揮者西本智実さんです。
 彼女は日本では数少ない女性指揮者で、日本のみならず、西欧や北米、 南米へも活動の拠点を広げています。2014年にはヴァチカンの音楽財団より名誉賞を最年少で授与されました。テレビでみるような燕尾服姿で登場した西本智実さん、確かに「カッコいい」です。宝塚ガールのような男前の彼女は、ここ福島の女性の方々にも絶大な人気のようです。いつもとは違う福島市音楽堂大ホールの雰囲気の中、興奮しながらアンコール後のスタンディング・オベーションが続きました。それも大半は女性の方々でした。とにかく凄い人気!ですね。


 昨日のプログラムは、チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」から「ポロネーズ」
           ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
           チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
 の三曲でした。そしてアンコールは、
           チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」がら「マズルカ」
 でした。
 
 ラフマニノフは合計4曲のピアノ協奏曲を書きましたが、この第2番ハ短調は映画音楽やフィギュアスケートの世界でその一部がブレイクするなど、最も人気が高い作品でもあります。ロシアの広大な大地のような重厚な第1楽章と甘く切ないメランコニックな第2楽章、ロシア的叙情が広がる第3楽章と聴き所がたっぷりです。
 昨日のピアノ独奏は、モスクワ生まれのリリヤ・ジルベルシュタインで、1987年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで第一位を獲得した女性でした。あのリヒテルをも超越するくらいに強靱な打鍵と技巧にビックリです。初めて聴いたピアニストですが、メリハリを効かせながら力強い表現力を発揮していました。


d0340028_09531589.jpg推薦盤
disc1 : スヴィヤトスラフ・リヒテル(p)
      ヴィスロツキ/ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団


 併録曲:ラフマニノフ/6つの前奏曲
 輸入盤LP 独DGG 138076 SLPM 赤ステ・チューリップ盤

 録音:1959年
 *幻のピアニストと呼ばれた時代のリヒテル、その完璧な技巧と強靱なタッチの表現力は圧巻です。










今日の写真 : 福島市音楽堂大ホール         2018年9月16日撮影

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# by dindi_48 | 2018-09-17 10:13 | 協奏曲 | Comments(4)