just beside you Ⅱ

モーツァルト/ディヴェルティメント第7番ニ長調K.205

No.128 : 管弦楽曲


 日本語で《嬉遊曲》と訳される<ディヴェルティメント>は18世紀に流行した音楽形式で、<セレナード>や<カッサシオン>などとともに、貴族などの上流階級のための娯楽音楽として書かれたものです。特にモーツァルトはこのジャンルの曲を28曲も書いていて、大きく(1)オーケストラ編成のもの、(2)管楽器のためのもの、(3)弦楽器と管楽器のためのものに分けることができます。その3番目のカテゴリーの中では「K.247、K.287、K.334」の3つの作品は、優雅さと華やかさそして愛らしさを兼ねそなえた作品であって、モーツァルトらしい愉悦感に溢れていて幸せ気分にさせてくれます。これらの名曲ですが、私はウィーンならではのシルクの光沢、ウィンナ・コーヒーのまろやかさに憧れて、ウィーン繋がりのアーティストで聴くことが多いです。
 このディヴェルティメント第7番K.205は上記の(3)にあてはまり、弦楽三重奏とホルン2で演奏されます。全体は2つのメヌエットを含む5楽章構成で書かれていて、伝統的に行進曲K.290と組み合わせて演奏されるようです。



d0340028_11102376.jpg推薦盤
disc1 : ウィーン八重奏団員


 併録曲:モーツァルト/行進曲K.290、カッサシオンK.99
 輸入盤LP 英DECCA SXL 6150 大デッカ溝ED1

 録音:1964年
 *ゆっくりとしたテンポでウィーン情緒たっぷりの演奏です。どこを取りだしてもウィーンの風が漂います。



d0340028_11103418.jpg推薦盤
disc2 : ボスコフスキー/ウィーン・モーツァルト合奏団


 併録曲:モーツァルト/ディヴェルティメント第11番K.251
 輸入盤LP 英DECCA SXL 6670 小デッカED4

 録音:1974年
 *ウィーンそのものです。モダンで普遍的、ゆったりした楽章での美音にたっぷりと酔うことができます。



d0340028_11120432.jpgdisc3 : アカデミー室内管弦楽団


 併録曲:モーツァルト/行進曲K.290、行進曲K.248
     モーツァルト/ディヴェルティメント第10番K.247
 輸入盤LP 蘭PHILIPS 416362-1 銀アズキ帯

 録音:1985年DIGITAL











今日の写真 : あじさいの小路    福島市松川町 土合舘公園 2018年6月撮影

d0340028_11164839.jpg


d0340028_11220526.jpg


d0340028_11165982.jpg


d0340028_11172862.jpg



[PR]
# by dindi_48 | 2018-07-10 11:22 | 管弦楽曲 | Comments(2)